休みの楽しみ方

2002年9月27日
先週はとんでもない休みだった。
別荘の方は、あれから一週間ほど蜂と闘っていたそうな。
もうあの一件から手を引いていたので、話をちょこっと聞いただけ。

実は、換気扇の穴から進入した蜂達は、巣を設けていた。
その巣は、なんとマスクメロン級で3つも増設されており、
蜂蜜がフロアーの天井を濡らすほどあふれていたという。
そして、外にいつの間にか空けられた穴から大量に出入りし、
家のあらゆるところから侵入していたのだという。
蜂の死骸を摂取するし、調べると。
クマンバチ、スズメバチなど殺傷能力の高い蜂もおり、
場合によっては、ミツバチでなくその他の蜂が立て篭もったかも・・・
なかなか油断ならない別荘管理を疎かにする管理会社に落胆である。
この戦いの最中、ダスキンに一度相談したことがあって、
稲取に伊東からわざわざ様子をみるだけで着てくれた。
彼らには感謝。そして、追い返した父の弟に落胆・・・(苦笑)


さて、この間の連休21〜24日の事。
21日の夜に出発して、翌朝9時に熱海港。
秘密の旅行開始である。(笑)

先週の日曜日に音信不通から再会。
そして、今回のダイビング旅行なのである。
予定では初日はBBQまで見学&観光のはずだったのだけど、
何故か午後いきなり体験ダイブできるという!
長年の夢が実現する瞬間だった。
ウェットスーツに身を包み、インストラクターに諸注意を受けた。
傍らには、このチャンスを与えてくれた巣晴らしい人がいる。
久しぶりに心に幸せという気持ちが蘇る。

西伊豆の大瀬崎。
気温21℃、水温24℃、視界14Mだったと思う。
午前中は巨大な石だらけの海岸沿いでうたた寝。
それから、大して時間はたっていない。
ゆっくり水面につかり、ゆっくりと水中へ。
この時も私の心臓は高鳴ることはなかった。
もう私に心臓がドクドクいうような事はないようだ。
こんなにも楽しみだったダイビング。
ドキドキして寝れない事ももう永遠に訪れないのだろう。
心拍数が跳ね上がるような緊張という感覚を私は失ってしまった。
いつでも平静というのはツマラナイものだ・・・

さて、話を戻そう。
耳抜きの説明をされていたのだけど、
私は耳抜きをあまり必要としない。
というのも、右耳の鼓膜に軽く穴が空いているのである。
それに、耳を動かすことが出来ると鼓膜の調整もできるのである。(笑)
右足の靭帯が痛いが、まぁ〜フィンもそこそこ使えた。
ゆっくりとインストラクターと「OK」の合図を交わしながら、
深く深く潜ってゆく。
なかなか呼吸が上手く行かない。
口からだけしか息が出来ないのだが、思わず鼻で呼吸してしまう。
当然、ゴーグルの鼻栓に阻まれ吸えるわけがない。
インストラクターに呼吸の仕方のジェスチャーを受け、
身体に覚えこませるようにゆっくり呼吸する。
深く吸えども物足りなく、息を吐けども吐き切れたかわからず、
なんとも違和感が拭えない。
11Mほどの海底で両膝を突いて、海面を見上げる。
薄明かりの中、自分の吐いた二酸化炭素の気泡が舞っている。
何もかも忘れられそうなとても美しい光景だった・・・

薄暗い海中、見通しの利かないプライベートな場所。
ダイビングは私の人生に大きな永久を与えそうだ。
魚などの海中生物はあまり興味がないが、
それよりも、この水中からみた海面、海底。
上下もあまり関係ないこの場所は、なんとも心地のいい場所だった。
そして、その海中におぼろげに見えるあの人は人魚のように舞う。
美しく華麗に・・・そして、何処となく可愛いらしく♪
久しぶりに人に見惚れた。
以前に見惚れた人は、運命の出会いと思いきや。
地獄の門をあけてしまったさ・・・(苦笑)
今度の出会いはどうなることやら。
初ダイブ50分の快感は、新しい幕を開けた。

二日目は初島。
午前中の天気の中、私はお休み。
午後、くもりになって再び体験ダイビングのチャンス到来。
ヤリイカの産卵後などがみれるなど、
海洋生物好きならヨダレモノの話を聞かされた。
しかし、そんな事より潜れるという事が嬉しい♪

気温水温ともに24℃、潜ってすぐエイが現れた。
なんともまぁ〜不思議な生命体で、なんか笑える。
インストラクターは興奮し、私を忘れ写真を撮りに追って行った。(笑)
そんなハプニングもありながら、昨日より深く潜ってゆく。
さすがに、少々不安だ。
というのも、あまり装備を把握しないままの潜行だからだ。
予定外の事により、昨日使っていた器具を使えなかったのだ。
サイズも小さく、動きがとりずらい・・・
昨日よりも深い深度だが、相変わらず耳抜きは必要ない。
海底に両膝を着いて深度13Mだったかな?
おもむろに海面を見上げる。
やはりこの気泡を見ながら見上げる、コレがイイ!
今回も50分、海中の中。
相変わらず、トラブルもなくドキドキする事もなく、上手くいった。
陸に上がる際に、波であおられ岩に叩きつけられたのを除けばね。(苦笑)
しかし、この日も彼女の泳ぎに見惚れた。
なんか異常にイイんだなコレが・・・(* ̄ー ̄*)
インスラクターとじゃれあう姿は気に食わないものの、
イルカとも思える軽やかな泳ぎは愛らしい♪

あぁ〜久しぶりに楽しく遊んで幸せ気分♪
帰宅途中の渋滞もなんとも楽しい事か。
これが恋ってヤツですかの〜(*^〜^*)


コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索